指圧十人十色

指圧師が書くブログです

膝痛の指圧師の未来はどうなるのか?

膝を痛めてから約4週間経過しましたが

 

おかげさまで膝の腫脹は引いて熱感も取れました

 

ただ、まだ膝関節に違和感があったり時々痛みが出たりします

 

何より一番キツイのは正坐が出来ないことです

 

患者さんが仰臥位の場合、正坐で指圧施術を行うことが多いので

 

この状態が続くと非常に厳しいです

 

(入浴時にしゃがめないので急遽、お風呂用の椅子を購入しました)

 

介護ベッドでの施術は膝立ちでなんとか代替できますが

 

畳に敷き布団では指圧施術が出来ない…

 

患者さんが再び増えるようせっかく指圧のイベント開催に漕ぎつけたのに

 

夜は布団の中で「このままでは指圧師引退か?」と

 

ネガティブ思考で思いつめることもあります

 

身体の一部分が痛み出すだけでこれだけ精神的にもこたえるのですね

 

これからますます年齢的にアチコチに支障が出てくるかもしれません

 

私が30過ぎて指圧を始めた頃に50~60代の先輩方が

 

途中で指圧業を引退していったのを何となく見ていました

 

もちろん、それ以上の年齢で現役で活躍されている

 

指圧師の方も沢山おられるのですが

 

この先、自分もあと何年続けられるのか?と

 

このところシビアに考えてしまいます

 

鈴木林三先生も「指圧師は健康でなくては」とよくおっしゃっていました

 

確かに具合の悪そうな指圧師に圧してもらっても患者さんは納得しないですよね

 

まぁ、正坐が困難なこと以外では徐々に回復に向かってるのと

 

街で歩行困難な高齢の方や膝痛の患者さんを

 

少しでも我が身の事として考えられるようになったのは

 

今回の貴重な経験でした

 

 

基本指圧練習会で勉強中の

 

正坐の練習や指作りは中断していますが

 

指圧練習台を使った肩甲下部の圧し方の練習は継続しています

 

今はやれる範囲のことをコツコツ継続いて様子を見るしかないのですが

 

このままでは指圧師の私の未来がどうなるのか…?

 

とにかく焦っているのは確かです