膝の痛みで正坐による指作りが困難なため
夏前に村岡曜子先生から立位による指作りのやり方を教えて頂きました
さて、手順としては
◎腰幅に両足を広げて壁横に立ちます
◎上肢を真横に上げて壁に手指を着けます
◎そこで肩に力が入らない位置を探します
◎さらに肩~肘~手首~拇指と四指に圧が素直に伝わる壁の位置を探します
◎後は正坐の指作りと同じように素直(これが大事です)に上体を壁側へ倒します
◎拇指と四指に圧が伝わる位置を何度か調整します
以上です
この時に、私が特に気を付けているのは
上体を倒す際に肩~手指を
壁に「預ける」というか
「支えて」もらうイメージで動いています
(壁に手指をグイグイ押しつけるのは痛めるだけなのでNGです)
同時に、一連の動きから
手指の指紋部がどのように着いているのか?
そして、緊張無く素直に圧を伝えることにも気を付けています
下記が立位の指作りの動きです
壁に手指を着けるのに位置を何度も確認していますね
残念ながら動画では両足の立ち位置がちょっとズレて
上半身が捻じれていますね(汗)
こうして動画撮影して見返すとミスにも気づいて訂正しやすいです
上体も本当にちょっと倒すだけで十分だと思います
圧がどのように素直に伝わるか?を大事に感じながら動いています
今年、膝を痛めた当初は
指作りというと「正坐でなければ出来ない」と思い
非常に落ち込んでいましたが
あえて良い方に考えると
「壁さえあれば」どこでも立位の指作りが出来るのは便利です
特に上肢(肩や肘、手首)の細かな緊張に気づけるのは有難いですね
皆さんも正坐での指作りが行き詰まったり、ちょっと飽きてしまったら
時には気分転換に立位の指作りも挑戦してみてはいかがでしょうか?
自分の足りなかった点や新しい拇指の感覚が改めて発見できるかもしれません